食品添加物に気をつけよう

缶ジュースや清涼飲料水、ハムやソーセージなどの加工食品、市販のハンバーグ、これらは手軽に利用できる上、味も好まれるように研究されていますから、つい手を出してしまうものです。
一人暮らしの人や子どもを持つ親にとっても大変便利な食品なので、つい頻繁に利用してしまいがちですが、ちょっと待ってください。
これら子どもの大好きな加工食品には食品添加物がたくさん含まれているのです。

食品添加物がからだに良くない、とは何となく分かっていても、実際お店で売られているわけだし大きな問題はないじゃない、と思うかもしれません。
しかし発がん性さえなければ堂々とまかり通ってしまっているのが食品添加物なのです。
食品添加物には子どもの発育に有害なものも含まれているのです。

その例として、添加物の一部(リン酸塩、フィチン酸など)は、体内や食品中のカルシウムや亜鉛、マグネシウムを体外に排出させてしまいます。
亜鉛やマグネシウムはカルシウムの代謝に必要なミネラルで、身長を伸ばすためにも無くてはならないものです。
リン酸塩などの添加物をたくさん摂取してしまうと、身長を伸ばすどころか丈夫な骨をつくることさえ邪魔されてしまいます。

これらは子どもが大好きな食品に多く含まれているため、注意が必要ですが、具体的に成長に有害な添加物から子どもを守るにはどうしたらよいのでしょうか。
もちろん手作りすることが一番ですが、少しの手間である程度の添加物を取り除くことができます。
基本的には一度熱湯で茹でこぼすことです。
またこれら加工食品を利用する際に、わかめやほうれん草などを一緒に摂ることで、カルシウムや食物繊維などが塩分やリン酸塩の影響を防いでくれます。



Posted by nobasu