カルシウムの摂り方2

カルシウムと聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
身長を伸ばす、イライラを抑える、骨が丈夫になる、パーフェクトな栄養源、など、正しいか間違っているかは別としてほとんどの人が何らかのイメージを持っているほど認知度の高い栄養素がカルシウムです。

健康的に身長を伸ばすには、タンパク質と同時にカルシウムも欠かせない栄養素となります。
しかしひとつの食品ばかりを摂っていては、からだに取り込める栄養が偏ってしまいます。
いろいろな食品から摂りたいものです。
そこで上手にカルシウムを取り入れる方法をいくつか紹介します。

まずカルシウム源として、言わずと知れた乳製品がありますね。
牛乳のほか、チーズやヨーグルトにもカルシウムは含まれています。
中でもスキムミルクはカロリーが低いため、肥満気味の子のカルシウム摂取にはおすすめの食材です。
粉末ですので、お湯に溶いて飲むだけでなくカレーやシチューに混ぜることもできます。
乾燥わかめや干しエビなどの海産物も意外とカルシウムが豊富で、手作りふりかけにして摂取するのがおすすめです。
ミキサーで乾燥わかめや干しエビ、煮干、かつお節、青海苔、ごまなどお好みの材料をガーっと混ぜるだけで、添加物無しの安心ふりかけができあがります。
ミキサーは便利な道具で、鮭の中骨などを砕いてハンバーグに混ぜるなど、カルシウム摂取に有効に役立ちます。
野菜では小松菜が代表格です。
妊婦さんに食べさせたい野菜ナンバー1に挙がるほど、カルシウムが豊富です。
お好み焼きなどに細かく刻んで混ぜると、菜っ葉ものが苦手な人にも食べやすくなります。
大豆製品はカルシウムのほかにタンパク源としても大切な食品です。
育ち盛りの子どもを持つ家庭では、大豆製品は欠かさないようにしたいですね。



Posted by nobasu